診療予約はこちら お問い合わせ

一般婦人科外来

性感染症

当院では希望あれば淋菌クラミジアの性病検査結果を即日お伝え出来ます。
※こちらの料金は全て自費になります。

精度 判定時間 金額 セット金額
クラミジア(迅速) 15分程度 3,000円 迅速セット
5,000円
淋菌(迅速) 15分程度 3,000円
クラミジア 1週間 6,530円 ブライダルチェック
11,000円
ブライダルチェック
プレミアムセット
15,000円
淋菌 1週間 4,400円
細菌培養 1週間 2,700円
梅毒 1週間 1,750円
HIV 1週間 2,800円
B型肝炎 1週間 900円
C型肝炎 1週間 1,300円

性感染症いわゆる「性病」にはクラミジア、淋菌、性器ヘルペス、コンジローマ、梅毒、HIVエイズなどがあります。
性病は放置すると、のちに大変な病態を引き起こすことになります。性病が心配な方、お心たりのある方、できるだけ早くにご受診をお願いします。
おりものが少し増えたり、軽い生理痛のような痛み、不性器出血など心当たりのある方はお気軽に婦人科でご相談ください。身近な性病なので、全く恥ずかしく思う必要はありません!

主な性感染症(STD)の種類と症状

病名 潜伏期間 感染経 症状
梅毒 3週間
その後、長期間
個人差大きい
性行為
傷口(まれに)
詳細

感染部位に赤みを帯びた痛みのない腫れができる。放置すると心臓や脳に障害を起こし、死に至ることもある。妊婦が感染していると胎児にも感染する。
梅毒は、他人の粘膜や皮膚と直接接触することになどによってうつる感染症です。感染すると全身に様々な症状が出ますが、感染初期や潜伏期間は無症状で病気が進行することも多いです。早期の検査や治療が重要となってきます。治療せずに放置すると長期間の経過で脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。また、完治しても感染を繰り返すことがあり、再感染の予防も重要です。ここで大事なことは、周囲で感染の可能性のある方(パートナー等)と一緒に検査を行い、必要に応じて一緒に治療を行うことが重要です。ただちに御受診してください。

淋病 2日~1週間 性行為
女性

比較的症状は軽い。帯下が多くなる程度で本人が気付かないこともある。放置すると卵管や卵巣、骨盤内感染症を起こすことがある。

男性

尿道に感染し排尿時に分泌物がある。症状が進むと、膿性の分泌物になり、排尿痛を伴う。男性不妊の原因にもなり、関節や心臓にも影響を及ぼすことがある。

クラミジア 1~3週間 性行為
女性

帯下の増量。放置すると不妊症や子宮外妊娠の原因となる。女性の8割は症状が出ないことがある。

男性

症状が出やすく、尿道からの異常分泌物がある。頻尿、排尿時痛がある。放置すると不妊の原因になる。昨今は症状が軽く半数は無症状である。

尖圭コンジローマ 数週間~3ヶ月 性行為
詳細

ヒト乳頭腫ウィルスの感染で性器周辺や肛門周辺などにイボ状の小さい腫瘍が多発する。高リスク型の感染は子宮頸がんの発症に関与する。

HIV / AIDS 3ヶ月/
7~10年
性行為
輸血
傷口
詳細

症状に乏しく無症候性キャリアで経過する。エイズ関連症候群としてリンパ節腫脹、下痢、発熱、体重減少、免疫不全症状が出現し、その後期間経てカンジダ症、カリニ肺炎、カポジ肉腫などの日和見感染症が出現する。現在では治療法が進歩して慢性疾患になっている。

検査の内容と説明

ホルモン基礎値

FSH
(卵胞刺激ホルモン)
卵巣に存在する卵胞を刺激して発育を促します。
卵胞が発育して卵が成熟し、同時にE2(卵胞ホルモン)も増量します。
基準値
卵胞期 3.0~14.7
排卵期 3.2~16.6
黄体期 1.5~8.5
閉経期 157.8以下 (mIU/mL)
LH
(黄体形成ホルモン)
成熟した卵胞に排卵を促し、排卵後の卵胞に対して黄体化を促す作用があります。
黄体化により妊娠維持に必要なホルモンである黄体ホルモンが分泌されます。
卵胞発育に対してはFSHの補助的役割を担います。
基準値
卵胞期 1.8~10.2
排卵期 2.2~88.3
黄体期 1.1~14.2
閉経期 5.7~64.3 (mIU/mL)
E2(エストラジオール、エストロゲン、卵胞ホルモン)
子宮内膜を厚くし頚管粘液を分泌させ排卵後の卵子輸送や着床の基盤作りを行います。
基準値
卵胞期 19~226
排卵期 49~487
黄体期 78~252
閉経期 39以下 (pg/mL)
PRL(プロラクチン)
脳下垂体から分泌されるホルモンで、乳汁分泌や生殖機能に関与してます。高いプロラクチンレベルは、月経異常、不妊、乳汁分泌などの問題を引き起こす可能性があります。
基準値
閉経前 4.91~29.32
閉経後 3.12~15.39 (ng/ml)
テストステロン
女性の体内でも、卵巣や副腎皮質などで産生されます。テストステロンが異常に高くなると、多毛症(体毛の増加)、ニキビ、生理不順、不妊、男性化の症状などが、現れることがあります。
基準値
0.11~0.47 (ng/ml)

甲状腺ホルモン

甲状腺の機能には、不妊に影響を及ぼす可能性があります。甲状腺機能亢進症(過活動甲状腺)や甲状腺機能低下症(低活動甲状腺)など、甲状腺の異常が生殖機能に影響を与えることがあります。

THS
基準値
0.500~5.000 (uIU/ml)
FT3
基準値
2.30~4.30(pg/ml)
FT4
基準値
0.90~1.70(ng/dl)

AMH(抗ミュラー管ホルモン)とは

女性特有のホルモンです。
卵巣の中にある、これから育っていく卵胞(発育卵胞・前胞状卵胞)の顆粒膜細胞から分泌されると考えられており、卵巣機能評価の指標として注目されています。AMH値が高いと卵巣内にこれから育つ卵胞がたくさんあると考えられ、AMH値が低いとこれから育つ卵胞が少なくなっていると考えられます。
値が低いからといって、妊娠できないということではありません。卵巣機能を知ることにより、適切な治療法を決めることができます。

検査方法
採血を行います。AMHは月経周期の影響を受けないので、いつでも採血することができます。
基準(ng/mL)
非常に高いレベル >6.8
最適なレベル 4.0~6.8
満足なレベル 2.2~4.0
低いレベル 0.3~2.2
とても低いレベル 0.0~0.3

卵管造影検査(HSG)とは

子宮の入り口から管を入れて、造影剤を子宮内から卵管へ流し込み、子宮内の状態と両側の卵管の通りや卵管からお腹への拡がりを見る検査です。
卵管は非常に細く超音波ではほとんど見ることができませんが、造影剤はレントゲンで白く光るため卵管が通っているかがわかります。
卵管造影検査は痛みが少ない為、麻酔も必要ありません。検査は20分程度で終わります。

費用
10,000円

子宮鏡検査(ヒステロ)とは

子宮の中に細いカメラをいれて、子宮の内部を直接観察するものです。
超音波検査などで、子宮内部の筋腫やポリープが疑われる場合や、原因不明不妊の場合などに行います。
子宮鏡検査は痛みが少ない為、麻酔も必要ありません。検査は15分程度で終わります。

費用
20,000円